
女性の結婚率は、35歳を境に急激に下降する。だがしかし、そんな悲観を抱くことは一切なく、麗しき独身人生を謳歌する女がいた。恭子、35歳。彼女が歩けば、男たちは羨望の眼差しで振り返り、女たちは嫉妬する。恭子は一体、何を考えているのか?外資系ラグジュアリーブランドで働く恭子と、部下の周平。2人を引き離すため、周平の元彼女・瑠璃子は画策を練る。その頃周平は、恭子とついに距離を縮めたことで、すっかり浮かれていた。恭子さんが、確かに僕の腕の中にいた-。六本木での 全文
東京カレンダー 10月02日 05時06分