
子を産み、子を育て、家を守る。昔からあるべき女性の姿とされてきた、“良妻賢母”。しかしその価値観は、現代においてはもう古い。結婚して子どもを産んでも、男性と同等に働く女性が増えた今こそ、良妻賢母の定義を見直す時だ。レコード会社で働くゆり子は、育休から時短勤務で復職した佳乃に対して不満を募らせていた。佳乃の夫・紀之を食事に誘うも、2回目は断られてしまい不満は溜まる一方だった。紀之から断られたことは、少なからずゆり子のプライドを傷つけた。彼のことが、 全文
東京カレンダー 07月06日 05時09分