
子を産み、子を育て、家を守る。昔からあるべき女性の姿とされてきた、“良妻賢母”。しかしその価値観は、現代においてはもう古い。結婚して子どもを産んでも、男性と同等に働く女性が増えた今こそ、良妻賢母の定義を見直す時だ。家庭も、仕事も、子育ても、完璧を目指すことで苦しむ東京マザーたちが模索する、“現代の良妻賢母”とは、果たしてどんな姿だろうか。レコード会社で働くゆり子は、育休から時短勤務で復職した佳乃に対して不満を募らせていた。不満の理由のひとつには、 全文
東京カレンダー 05月25日 05時06分