
神は細部に宿る。いい男たるもの、ファッションの細部に気を遣う。どんな鞄を持つかで、男の品格が問われる。没個性的なバッグを持つ男は、没個性的な男だと思われてしまう。食事会で女性陣からの男性バッグの品評を受け、インターネット企業役員である32歳の大輔は、他人が持たざるブランドのバッグに興味を抱くようになった。そんな中でFacebookで見つけた『Sandast』のような上質なヴィンテージバッグは、2016年の今、狙い目かもしれない。今宵は、大輔と、食事会の幹事だったアパ 全文
東京カレンダー 11月08日 05時04分